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Channel: 地球温暖化と南極のオキアミ、そして野生生物たち
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食物連鎖

南極は、地球上で最も厳しくかつ豊かな生態系のひろがる地域の一つであり、氷の海に生き生きと暮らす膨大な数のペンギンやアザラシ、クジラや魚の営みを支えています。この他何十種という南極の生物の命を維持しているのは、何キロにもわたる高い密度の群集をつくって泳ぐ「ナンキョクオキアミ」。小さなエビに似た動物プランクトンです。オキアミは南極の食物連鎖の基礎に位置する生物で、もしオキアミがいなかったら、南極とその周...

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南極の命をささえるオキアミの群れ

南極は地球上で最も驚異に満ちた地域の一つ。 極寒の、しかし生命豊かな南極海がとりまくこの氷の大陸は、日本でもよく知られたペンギンをはじめアホウドリやウミツバメのような海鳥や哺乳類(クジラやザラシ他)などの生きもの達の暮らす舞台でもあります。...

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オキアミに依存する生き物たち

(ペンギン:photo (c) MArk Jones/SeaPics.com, アホウドリ:photo(c) KKevin Schafer/SeaPics.com) ペンギン: 南極のシンボルともいえるペンギンはオキアミを主な食糧とし、大きく依存しています。たとえばコウテイペンギン、アデリーペンギン、チンストラップペンギン、マカロニペンギン、ジェンツーペンギンなど。...

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地球温暖化の影響

photo: (C)Patric Rowe/NSF 南極のオキアミは減少傾向にあります。 膨大な資源量によって大きな群れをつくっているオキアミが急に絶滅危惧種になるということではありません。人間のオキアミ漁も、今(昨年実績)のレベルの漁獲量がオキアミの減少に直結しているということでもないようです。...

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温暖化---南極海のバランスが変わっていく

地球温暖化の影響は、南極では特に激しく現れています。 南極半島の気温は、地球のどの場所よりも、2~3倍早く上昇しました。 海氷も、結氷する期間が短く、薄くなってきています。 地球温暖化によって南極の周りの海に化学的な変化も起こっています。 大気汚染による海水の酸性化は南極も無縁ではありません。 それに加えて、温暖化による水温の上昇や、氷の融解で真水が流れ込んで、塩分濃度が下がっているのです。...

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南極でオキアミの需要が増えているわけ

ところで、そもそも人間はどのようにオキアミを利用しているのでしょう。 今、オキアミのニーズが最も高いのは、水産養殖です。 この半世紀のあいだに、北半球の漁獲量は減少しています。代わって急成長している世界の水産養殖で餌に使う魚油や魚粉の原料として、オキアミのニーズが高くなっているのです。日本では、養殖用の餌にも使われていますが、レジャー用の釣り餌が多いようです(『水産資源の先進的有効利用法』NTS...

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地球温暖化と南極の生物多様性

みなさま このブログサイトで取り上げてきた内容をまとめたホームページをつくりました。http://www.krillcount.jp/ 今後はこちら↑のウェブサイトで情報を更新していきます。 まだ、翻訳版なのですが今後充実させていけたらと思っています。 このブログを訪ねてくださったみなさま、ありがとうございました。 管理人

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市民セミナー 「地球温暖化と南極の生物多様性」(9/25)

市民セミナー 「地球温暖化と南極の生物多様性」 ~生態系を支えるオキアミ保全の視点から~ 南極の食物連鎖の基礎で生態系を支えているオキアミは、人類にとっても “残された最大の蛋白源”といわれています。 今、地球温暖化は南極の生態系にどのような影響を及ぼしているのか? 南極のオキアミと生態系の保全の現状は?日本にできる貢献は何か?...

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